美大受験ってどういうことするの?


美大受験って皆さんどんなイメージを抱きますか?
やはり、美大っていうんだから絵を描くんだよね?ってなりますよね。

まあ、その通りです笑

ですが、ただの絵ではありません。
受験用の絵を描く必要があるのです。

僕は四年生の美大を卒業したので、一応そういった受験を経験しています。

美大は大きくふたつに別れます。
ひとつはファイン系といって皆さんが思い浮かぶような油絵や彫刻などに該当します。

もうひとつはデザイン系です。

僕はこのデザイン系を受験しました。

美大は全国でもいくつかかありますが、デザイン系で課される内容はほぼ同じです。

1.デッサン
2.平面構成

デッサンは言うまでもなく、鉛筆を使ってセットされた静物や石膏像、手などを描いていきます。
評価の基準として、見た通りに描けているか、構図の良さなどを見られています。

時間は大学ごとで違いますが、だいたい3〜5時間くらいで一枚仕上げていくことになります。
言葉にするのは簡単ですが、時間内で完成に見えるところまで持っていかないと点数をつけてもらえないのでかなりシビアな受験と言えるでしょう。

引用元
https://gakuin.ochabi.ac.jp/gallery/g_design_priv/18946.html


続いては平面構成について。
これは与えられたテーマやモチーフに対して、絵の具を使ったベタ塗り表現や写実表現などで画面を構成していくという試験です。
これもだいたい3時間~5時間で仕上げるのでシビアです。
わかりやすい例を画像引用すると下記のような感じです。

引用元
https://gakuin.ochabi.ac.jp/gallery/g_design_priv/22961.html
https://gakuin.ochabi.ac.jp/gallery/g_design_geidai/22825.html

このように時間制限の中で美しさと完成度を問われる試験ということもあり、ほぼ毎日試験対策をこなさなくては合格することは難しいのが美大になります。
もちろん、試験を受ける母数自体が少ないので倍率は高いとこは20倍
私立の名門で10〜5倍といった感じでしょう。
そこから中堅どころになっていくと倍率は下がっていきます。

こうした受験を乗り越えてくる人がほとんどなので、美大生ともなると最低限、デッサン力や画面構成力などを身に着けています。
もちろん、例外はありますが……。

この試験は点数を人の価値観で決められてしまうというかなり、不条理な採点形式になっています。
デッサンや平面構成ならまだ、多少は基準点を決められることもあるでしょうが、必ずしも公平な採点とは言い難いと思います。
僕も受験生のときはそれがどうにも納得いかない部分ではありました。
ただ、決して唯一無二の個性を求められているわけではないので、受験用の表現をしっかりおさえることで、ある程度はアカデミックな対策もたてることができます。
だからこそ、もし美大に進学したいという方がいらしたら、美術予備校に通われることを強くオススメします。


美大は独学ではほぼ合格は不可能です。


美大の試験に対するノウハウが美術予備校は豊富であり、技術をもった先生が指導してくれます。
ですが、ネット上や知り合い、教師からはそのような情報やアドバイスは得ることがなかなか、できません。
学校の美術部でそういった練習をしていても、美術予備校に通っている子には追いつくのは難しい現実があります。

なので、本気で目指したいという方はすぐにでも通うことをオススメします。


もし、金銭的に通うのが難しいのであれば、地元の画塾などに通うでもいいでしょう。
画塾の先生というのはもれなく美大卒で、受験自体の経験もあります。
そして、夏期講習や冬期講習で東京の大手予備校に行くというのが良いかと思います。

本筋から少し離れてしまいましたが、美大受験というのはおおむねこんな感じの課題が課されます。
興味がある方は一度調べてみても良いかもしれません。

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