日本の有名なデザイナー、アートディレクターを紹介してみる 1

 

世の中には様々なデザインがあふれています。

ですが、そのデザインが誰の手によって作られたのかを知る機会はそうそうないと思います。

なので、今回は有名なデザイナーやアートディレクターを作品も交えて紹介しようと思います。

 
 

おそらく誰しもが見たことあるデザインを多く世に送り出してきたアートディレクターです。
代表作はおいしい牛乳やロッテミントガムなどがあります。

 
おいしい牛乳の引用写真
https://www.tsdo.jp/detail.html?work=35_meiji
ミントガムの引用写真
https://www.tsdo.jp/detail.html?work=18_lotte-mintgum

 

どれもよくお店で見かけるようなものばかりですよね。

佐藤卓さんのデザインはこういった良い意味で王道で違和感なく日常に溶け込むものが多く、そしてそのどれもが長期的に愛されるものになっています。

数年前ですがNHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出演されていました。

インタビューの際、佐藤卓さんは「デザインの知識を持たない人こそ本質を見抜く。だからこそ、デザイナーはそういった人たちに寄り添う必要がある」とおしゃっていました。

 

デザイナーはデザインの知識がない人の意見ついつい突き離しがちですが、こうした哲学を持っているからこそ、本質的に的を射たデザインを生み出し続けることができるのでしょう。

 


塑する思考
佐藤卓の書籍引用画像

 

 

2 服部一成

 

服部一成さんは佐藤卓さんとは別方向でかなり特徴的なデザインを生み出してきたアートディレクターです。

代表作はキューピーマヨネーズの広告などがあげられます

 
キューピーマヨネーズの広告の引用
http://www.kobegakkou-blog.com/blog/2007/05/post-4917.html
 

手書きの稚拙とも見えるような文字やラフに置かれた文字など、服部一成さんのセンスは唯一無二と言っても過言ではありません。

服部さんは文字も絵も写真も全て図形という認識でデザインを組んでいます。

氏曰く、グリッドすらつくらず自分の感覚でそれらのエレメントをレイアウトしていくとのことで、もはやそのずば抜けたレイアウトセンスはアートの域と言っていいでしょう。

どの作品も味のある心地よさのあるデザインばかりです。

しかし、その大きな強みであるアート性が時に邪魔をしてしまうという例もあります。

2019年の東京5美大展のポスターです。

 
東京5美大展ポスター引用
https://www.zokei.ac.jp/news/2019/9706/

このポスターはネット上でも大きな話題となりました。

あまりにその見た目が稚拙に見えすぎてしまうということも起因しているでしょう。

要所要所をしっかりと見ていくと文字組みも綺麗で熟練の技が見えるのですが、それが分かるのはごく僅かでしょう。

結果として、このポスターは大炎上を起こすことになりました。

 


服部一成グラフィックス
服部一成の書籍引用画像

 

 

3 井上嗣也

 

井上嗣也さんは何よりも写真の扱いに長けたアートディレクターです。

広告において写真はなくてはならない要素です。

そして、井上さんが手がける広告はそのどれもが力強いインパクトを見ている側に与えてきます。

代表的な仕事としてはファッションブランドのコム・デ・ギャルソンのビジュアル誌「COMME des GARCONS Six」でしょう。

 
コム・デ・ギャルソン広告引用画像
http://tdctokyo.org/jpn/?member=%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%97%A3%E4%B9%9F

ここで作られたビジュアルデザインは今もなお、色褪せることなく力強さを持ち続けています。

コム・デ・ギャルソンのスタイリッシュなカッコ良さを作ってきた人物と言っても過言ではないでしょう。

 


INOUE TSUGUYA GRAPHIC WORKS 1981-2007
井上嗣也の書籍引用画像

 

 

 

4 佐藤可士和

 

国内でも屈指のヒットメーカーが佐藤可士和さんです。
何よりもシンプルかつ洗練されたデザインを世に送り出してきました。

主な仕事はユニクロのロゴやTSUTAYAのロゴ、森永製菓のウイダーinゼリーなどがあります。

 
ユニクロ画像引用
http://kashiwasato.com/category/184

どのデザインも決して複雑ではなく、シンプルすぎるほどにシンプルです。

ユニクロもTSUTAYAもそのロゴは簡単に思い起こすことができます。

ブランドロゴにおいてこれほどの強みはありません。
こうしたシンプル故の強さをつくるのは本当に難しい。狙ってこれだけのものを作れるのは素晴らしいとしか言えません。

 


BEYOND―KASHIWA SATO
佐藤可士和の書籍引用画像

 

 

5 佐野研二郎

 

佐野さんは良くも悪くも日本で一番有名になってしまったアートディレクターです。

キャリアのはじめは佐藤可士和さんの元で修行し、後に独立し様々な仕事を世に発信していきました。主な仕事にauのリスもやTBSのマスコットキャラBooBoといったキャラクターデザインや、つや姫といったよく見るパッケージ、スタンドバイミードラえもんといった映画広告などが挙げられます。

 
スタンド・バイ・ミードラえもん引用画像
https://mr-design.jp/works/2553/

 

一時期は世にでる多くのヒット商品に佐野さんの名前がクレジットされるほど売れっ子でした。

しかし、東京オリンピックのロゴの事件で、世からもの凄いバッシングを受けてしまうこととなってしまいました。

しかし、最近ではまたちらほらとお名前を伺うことも増えてきて、最近だと元SMAPの3人が新たに結成した新しいちずのデザインなども担当されています。

 


佐野研二郎のWORKSHOP
佐野研二郎の書籍引用画像

 

 

6 水野学

 

この人もまた今を代表するアートディレクターといえるでしょう。

前述の佐野さんと同世代である水野さんもまた関わる商品のどれもが売れるデザインとして名を馳せています。

代表作としてはやはり、くまモンでしょう。

 
くまモン引用画像
http://gooddesigncompany.com/works/kumamon

ここまで愛されたマスコットキャラはそうはいません。

業界ではストイックな方としてとても有名で、ほんの少しの妥協も許さず、依頼を受けたらその対象を徹底的に調べ尽くすまでデザインを始めないというのは有名な話です。

それほどまでの熱意があるからこそ数々のヒット商品を世に生み出してきたのでしょう。

 


アイデア特別編集 good design company 1998-2018
水野学の書籍引用画像

 

 

まとめ

 

今回は国内を代表するアートディレクターを6名紹介させていただきました。

デザイナーやアートディレクターが注目される機会などあまりなく、

あのデザインは誰がやったんだろう?と気になる方もいるのではないだろうかと思い記事にしました。これからも不定期でこうしたデザイナーやアートディレクターを紹介して行こうかと思います。

 

 
 

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