新人デザイナーと仕事の進め方

仕事の進め方について

 

これらの記事で新人デザイナーの仕事について書きました。

今回は番外編ということで、新人デザイナーに向けた仕事の進め方について書きたいと思います。

 

仕事の進め方について

 

新人デザイナーにとって一番学ばなければいけないのが仕事の進め方です。

デザイナーの仕事はほぼ裁量労働制であり、自分で時間をコントロールしなくてはならないからです。

絵をつくって完成させる。そこまでには途方も無い検証の時間がかかります。
ついつい夢中になって絵作りに没頭してしまうと工数は信じられないほど膨れ上がっていきます。

デザイナーというのは仕事です。
絵作りに熱中するのは大切ですが、時間の感覚を失ってしまうと仕事として成り立ちません。
新人デザイナーはまずその時間の意識をもつのが大切になります。

完成のイメージをもつ

デザイナーはビジュアルを設計しなくてはいけない職業です。
ビジュアル設計は闇雲に始めてしまうと時間をどんどん失っていきます。

何よりも大切なのは 完成のイメージを頭の中に思い描けている状態にするということです。
頭の中に完成イメージがないと、制作途中で試行錯誤の時間が増えていきます。

そうなっていては当然、予算に見合う仕事量には至れません。
なので、制作を始めるラフなどの段階から完成イメージを思い浮かべておく必要があるのです。

そのためには自分が表現したいイメージに近しい資料を探す。
きちんと作業工程を逆算していく。
そういった作業前の段取りをしていくのが大切です。

 

自分の作業時間を把握する

 

自分が作業にかかる時間というのも大まかでも良いから把握しておく必要があります。
なんとなくの時間でスケジュールをたててしまうとすぐさま崩壊してしまいます。

そうは言っても、絵作りとかだと完成の目安なんてわからないよ。
そんな意見もあるかと思います。

ですが、そこで時間把握の意識をほったらかしにしてしまうのはあまりににも無責任となってしまいます。
あくまでデザイナーのやっている絵作りは仕事なのです。趣味でもアートでもありません。
決められた時間の中で仕事をこなすのがプロの現場です。

では、具体的な解決策ですが、
僕は絵作りやレイアウト調整をする前にストップウォッチで時間を測るようにしています。
もちろん、毎回毎回同じような時間で終われることはないですが、それでも何度か測っていくうちに自分の作業スピードの平均値は見えてくるようになります。

こうした具体的な数字があることで、時短への対策やスケジュール管理に役立てることができます。

 

時間を切り売りしてお金を得てる意識をもつ

 

これは本当に忘れがちですが、仕事は自分の時間を売ってお金を得ています。
自分の時間というものは有限です。

そして、決して取り戻せるものではありません。
お客様から貰えるお金は決まっています。

「これだけたくさん頑張ってくれたからお金も多くあげるね!」

なんて言ってくれるはずもありません。
決めたれた予算と膨らんでいく工数の関係は変わりません。
どれだけ一生懸命働いても、時間を使いすぎてしまっては、それに見合う報酬というのは得られないということです。
かと言って手抜きをしろと言うわけでは決してありません。
そんなことをしていては信用も得られないし、実力も身につきません。

理想論ではありますが、
時間を管理して、決まった時間の中で最高の結果をだすのがプロなのです。
それこそが本当の意味での実力です。

「もっと時間をくれればもっといいものにできるのに……」

そういった意見もよくわかります。
ですが、利益をだすのがビジネスです。
決められた時間の中で結果をだす。
決められた時間を超えてだす良いものというのは決して褒められたものではないのです。

もちろん、例外はあります。
大きなコンペや賞を狙うための仕事なんかは、そういったものを度外視して、全力投球する必要があります。
ですが、それらは共通して利益以外の付加価値があるから行うのです。
そこの境界線の見極めをきちんとしなくてはいけません。

 

そういうわけで、仕事の進め方について書かせていただきました。

なにかしら参考になれば幸いです。

 

 

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