シャッターストックやGetty、istock、など大抵のストックフォトはお試しで画像サンプルをダウンロードすることできます。
大抵の場合、購入前にお試し画像をダウンロードして、デザインのカンプ作業などに使用していくことになると思います。
しかし、ここで一つ問題になるのはストックフォトの画像サンプルにはウォーターマークというものが入れられています。
これは不正利用であったりを防ぐ目的で入れられていますが、カンプに使用するには正直いってものすごく煩わしいですよね?
写真の印象の良し悪しは些細なことで決まります。
まして、提案段階のカンプの完成度を考えるとウォーターマークが入った画像はとても見栄えが悪いです。
そこで今回はこのウォーターマークをPhotoshopを使って手早く消す方法を紹介しようと思います。
あくまでカンプのためのテクニックなので悪用はしないでください。
ウォーターマークの消し方
今回は同時進行で行っていこうと思います。
こちらを参考にご自身で試してみてください。
サムネイルをスクショします
まずは自分が使いたい画像をストックフォトで探しましょう。
大抵のストックフォトはこのようにサムネイル画像が一覧となって表示されています。
ここで使いたい画像を見つけたら、その画像のスクリーンショットを撮りましょう。
Macなら⌘+Shift+4で任意の場所を簡単にスクショすることができます。
カンプ用のお試し画像をダウンロードします
続いて、カンプ用のお試し画像をダウンロードしましょう。
こちらはカンプ用なのである程度、解像度を持った画像を手に入れることができます。
ダウンロードしたら確認してみましょう。
大抵の場合、このように全体にウォーターマークが入れられています。
Photoshopで開く
次にこのダウンロードした画像をフォトショップで開きます。
さらにその上に先ほど、スクショしたサムネイル画像をドラッグアンドドロップしましょう。
するとレイヤーが二つできると思います。
下にカンプ用、上がスクショしたサムネイルです。
サムネイルをマスク
サムネイルのレイヤーをクリックしマスク機能をクリックしましょう
するとレイヤーの横に白いアイコンが出てくると思います。
この白いアイコンをクリックするとマスクを編集できるようになります。
続いてカラーを黒に変えて、⌘+deleteを押して塗りつぶしをしましょう。
すると上のレイヤーは隠れて、下のレイヤーが表示されます。
ブラシでウォーターマーク部分を塗っていく
サムネイルのマスクは選択したまま、次に、色を白に変えます。
ブラシに切り替えてウォーターマークの入った部分を塗っていきましょう。
するとその部分だけサムネイルの画像が表示されます。
これで全てのウォーターマークを隠すことができます。
以上の工程を行った画像がこちらです。
先ほどまで、画面中を埋め尽くしていたウォーターマークは完全に消すことができました。
まとめ
ストックフォトはデザイン作業をする上で欠かせないものです。
そんな中、ウォーターマークがどうしても邪魔だと思うことは多々あると思います。
そんな時にこの方法を使えば簡単にウォーターマークを消すことができるでしょう。
スタンプといった機能でも消すことはできますが、こちらの方が効率的で簡単です。
これはマスク機能さえあればPhotoshopでなくてもできるやり方なので、別ツールで行うことも可能です。

この手法は正直、悪用もできてしまうので教本などで教えてもらえるものではありません。
これはあくまでカンプのためのテクニックです。
これで綺麗に消したことを良いことに写真を購入せず、そのまま納品などは決してしてはいけません。
それは注意して、このテクニックをお使いください。