デザインにおいてハレーションカラーの配色って避けるべき?ハレーションの活かし方を解説

皆様はハレーションカラーをご存知でしょうか?

簡単に説明すると明度差がない彩度が高い色を組み合わせた配色のせいで、目がチカチカし、不快感を起こすような色の組み合わせのことを言います。

百聞は一件にしかず。こちらの画像をご覧ください。

 

 

ハレーションカラー参考

 

 

自分で作っていて目が痛くなりました。
このように明度差がなく補色(色相環の上で反対側にある色)関係にあるものを使って配色を行うとこのようにストレスを与えられるわけです。

 

デザインにおいてこのハレーションは実に嫌われる配色とされてきました。
理由はもちろんこの過剰なまでの目に与えるストレスからです。

 

この配色はデザイナーならまず選択肢ないでしょう。
ですが、使い方によってはこの配色は強い武器となります。
今回はそんなタブーとされてきたハレーションカラーについてお話していこうと思います。

 

 

デザインにおいてハレーションは避けるべきカラーリングと言われています。ですが使い方次第ではとても強い武器となります。今回はそんなハレーションについて解説していきます。
ぜひご活用ください!

 

 

 

ハレーションカラーを避けなくてはいけない理由

 

ハレーションカラーは基本的には避けるべき配色として挙げられます。
これは明確な理由として、目に負担が大きく見る側に過剰なストレスがかかるからです。

 

余計なストレスは情報伝達においてノイズになってしまいます。
デザインは情報伝達のビジュアル設計を行います。
優先すべきは情報をいかに分かりやすく伝えるかです。
ノイズはそういう意味で非常に厄介な存在となってしまいます。
だからこそ、デザインにおいてハレーションは避けるべきと言われています。

 

ですが、ハレーションの全てが全てNGというわけでは決してありません。
ハレーションには目に負担をかけるという大きな利点があるからです。
先ほどと矛盾して聞こえますよね?
では具体的にハレーションの生かし方について説明していきます。

 

 

ハレーションカラーの生かし方

 

sweetamerica_imasge

引用 クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン 「Sweet AMERICA 2018」

 

こちらの引用画像は配色として青と赤のハレーションカラーを採用しています。
実際、この配色は実に目を引きますよね?
ですが、最初に参考で出した画像とは違い、そこまで目に負担がないですよね?

 

その理由は白にあります。
ハレーションカラーの2色をぶつけ合うと目がチカチカします。
ですが、その間に白などの中和する色を噛ませることで、適度な負担を与えることができ目を引くことができます。

 

 

 

 

 

デザインにおいて目立たせたいものを強調する手法としてはこの配色は実に効果的です。

広告などでは特に有用です。
基本的に広告を作る上で3秒以内に見せたいものへ視線を誘導させる必要があると言われています。

 

広告は基本的には誰も注視しようとは思いません。
だからこそ短時間でのコミュニケーションを行うために、このようなハレーションカラーを駆使するということも十分にあり得るのです。

 

 

 

例えばこちらのポスターであれば、赤と青のハレーションをうまく生かしつつ、黒の文字と白のボックスなどを利かせてバランスをとりつつ強いビジュアルを作っています。

 

 

こちらはSpotifyで行われてるキャンペーンビジュアルです。
紫と強い水色の配色もハレーションを起こしやすいカラーリングです。
一見すると見辛い印象を抱きますが、このチカチカとした配色が逆に目を引き、見ている側の関心を向けさせることができます。
SNSやweb上での広告では特にスクロールでさーっと流し見されやすい実情があるため、このような配色は途中で手を止めさせるには絶好の武器と言えるでしょう。

 

これからの時代はwebでの表現がより求められていくようになるのは間違いありません。
いずれこのハレーションを生かした配色がデザインにおいてトレンドになっていくのではないかと個人的には考えます。

 

 

まとめ

 

今回はデザインにおいてNGとされやすいハレーションの配色について解説しました。
ハレーションは使い方次第で視線を誘導させる強い武器となります。

 

ぜひ今後のデザイン制作において活用してみてください!

 

 

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