【ミスしやすいデザイナー必見】デザインでミスをしない、ミスに気づくための方法を解説します!

つい最近デザイナーなら間違いなく肝が冷えるニュースがありました。

朝日新聞デジタル

 サッポロビールは、デザインの英語表記にスペルミスがあったとして発売中止を決めていた新商品の缶ビールについて、廃棄せずに…

 

こちらのニュース端的にまとめると、
サッポロビールの新商品ビールのデザインで綴りミスがあり、あわや販売中止となりそうになるというものです。

 

デザイナー、特にこういった商品パッケージや紙媒体の広告を担う人にとってはものすごく恐ろしいミスです。
紙ものの媒体は一度、ミスしたまま入稿を行ってしまうと取り返しがつきません。

 

山ほど誤植のあるポスターやパッケージが量産されてしまうからです。
本来であれば、そのようなものは当然ゴミとなってしまいます。

 

印刷には物凄いコストがかかります。
たった一つのスペルミスでもそれが命取りとなってしまうのです。

 

そういう意味で今回のサッポロビールのスペルミスはものすごく致命傷で、もし僕がこのデザインを担当していたら恐ろしくて夜も寝れずにいたと思います。
(これは一切誇張なしです)

 

他人事ながら、販売中止とならずにすんでよかったなとホッとしたものです。
デザイナーにとってミスは何よりも避けたいものであり、正直言ってミスをしないかどうかでその人の評価に直結すると言ってよいでしょう。

 

そこで今回はミスをしない、またミスに気づくためのデザイン方法について解説していこうと思います。

 

 

デザイナーにとってミスは何よりも避けなくてはいけないものです。しかし、人間がやることですので、ミスが起こることは仕方ありません。問題は最後の入稿や納品までにそれに気づくことがちゃんとできるかどうかです。今回はそんなミスについての対策について記事にしていきます。ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

 

 

デザイナーの仕事はミスしやすい?

 

 

 

デザイナーという仕事は間違いなくミスが起こりやすい仕事です。

 

デザイナーは画面の中に様々な要素をレイアウトしていきます。その要素は例えば写真であったりテキストであったりと様々です。
その上、それぞれは飾りとしてだけではなく言わば情報なわけです。
情報は間違ったものを伝えてはいけません。

 

デザインは情報伝達を間違いなく行う責任がつきまとうわけです。
しかし、テキストは必ずしもデザイナーが用意するわけではありません。
それはコピーライターであったり、取引先の担当者だったりと様々な場合があります。

 

基本的にデザイナーはいただいたコピーを間違いなくコピーアンドペーストで流し込んで、そこからレイアウトを組んでいきます。
このレイアウト作業は本当に集中力を必要とします。

 

画面の中でいかに美しく、読みやすいレイアウトを作るかに注力しなくてはならないからです。
人間は集中すればするほど視野が狭くなります。
この視野の狭さがミスを引き起こす一番の原因と言えるでしょう。

 

僕自身、この過集中のせいで、落ち着けば気づけるようなミスを何度もしてきました。

 

さらに恐ろしいのはテキストにミスがあった場合です。
レイアウト作業に集中することによって、テキストそのものに対する注力が削がれてしまいます。
誤植や脱字など気づけないことは仕方のないことです。

 

脳のリソースは限られています。
テキストをしっかり校正するのとレイアウトを行うことを並走して行える人はまずいません。

ですが、先ほどにも述べましたが、デザイナーは画面の中の情報に対して責任を負う立場にあります。
デザインをコントロールできるのは実際に手を動かすデザイナーなのです。
デザイナーではない人にとって、ミスの責任所在は間違いなくデザイナーにあると考えるでしょう。

 

ミスがあれば間違いなく非難を浴びる立場にあるのがデザイナーなのです。

 

 

 

 

ミスを避けるには?

 

正直に言って、ミスを避けることは非常に難しいです。
経験値を積んでいき、丁寧なデータ作りや工程を学んでいくことで少しでもミスを避けていくことはできるでしょう。

 

ですが、経験の浅い人にとっては慣れないことの連続です。
その中で、さらに集中を必要とする作業が続くわけです。
これではミスをしない方がおかしいと言えるでしょう。

 

ミスを避けるには、本当に些細なことから整えていくに限ります。
具体的に言うと、作業工程をきちんと自分の中でスケージューリングすることです。

行き当たりばったりで作業を始めてしまうと、必ず迷う瞬間がでてきます。
そこで思考が持っていかれて、ミスを引き起こす原因となってしまいます。

 

まずはしっかりと自分の作業を想定するところから始めましょう。

 

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作業環境も非常に重要です。

 

デスクトップイメージ

 

 

 

当たり前の話ですが、作業環境が荒れているとミスが起こりやすいです。
これは勉強でもそうだと思うのですが、余計なノイズがあるとそこに意識を持っていかれて、ミスの原因に繋がります。

これはデスク周りだけの話ではありません。
例えばデスクトップのファイルが山ほどあり、画面を覆い尽くしていたりしませんか?
僕もついついやりがちなのですが、これも余計なノイズを脳に引き起こす原因になります。

 

理想は作業に関係なファイルはデスクトップには一切ない状態です。
聞いたところによると、デザインの大御所佐藤卓さんの事務所では朝に必ずデスク周りを掃除し、一切ものがない状態で始めるそうです。

 

これの一番の要因は何よりもミスをなるべく引き起こさないための環境づくりにあります。
もし、自分のデスクが荒れているという方がいればまずはそこから見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ミスに気づく方法

 

 

校正イメージ

 

 

ミスをしないためにはまずは環境を作ることが大切です。
ですが、人間はどれだけ備えたとしてもミスするときはミスしてしまう生き物です。

 

しかし、言い換えればミスは気がつけばいいのです。

 

気がついて直せれば、それはミスにはなりません。
では具体的にミスに気づく術を紹介していきます。

 

 

 

ディスプレイ以外の媒体でみる

 

一番はPC画面から目を離し、別の媒体でデザインをチェックするという手法です。
これは一番わかりやすいのはプリンターで出力してしまうことです。

 

人間の目は同じものを見続けると、慣れていきます。慣れはそのまま思い込みを生みます。

僕は目の鈍化なんて勝手に呼んでいたりするのですが、これはミスを最後まで気づかせない魔法をかけてくるわけです。
これを解除するには目に刺激を与えるのが最も効果的な手法です。

 

ディスプレイではなく紙で確認するのはその点において最もスマートなやり方でしょう。

 

 

 

 

落ち着いてコーヒーでも入れましょう。

 

コーヒーをいれるイメージ

 

 

前のめりに集中しすぎている時ほど、一旦落ち着いてコーヒーでも入れてはいかがでしょうか?
急にどうしたの?と思われるかもしれませんがこれも立派なミスに気づくための対策の一つです。

つまり、これも目の鈍化を解消する術なのです。
全く別の作業に入ることで、意識は完全に別の方向に向きます。
そこで一息ついてから、自分のデザインを見てみましょう。

 

きっと見え方が変わっているはずです。
視野が広がり、客観視できるようになっていることでしょう。
そうなると、それまで気づけなかったことにも気づくようになります。


僕自身、これはよくやっていて、だからこそあえて時間のかかるドリップコーヒーなどを入れています。

 

特に昨今はテレワークなども浸透してきていることもあり、このような一手間を楽しみながら目を休ませるというのもミスに気づく有効な手段ではないでしょうか?

 

 

 

 

まとめ

 

 

今回はデザインをする上で、ミスをしない術、またはミスに気づく術について記事にしました。
僕自身、デザイナーとして色々な仕事をしてきましたが、やはり今でもミスとの戦いが続いています。
経験の浅い人でミスに悩まされている人にとって少しでも助けになれば幸いです。

 

 

[まとめ]
人間はミスをする生き物です。デザイン作業は特に過集中やマルチタスクを必要とすることもあり、ミスのしやすい仕事です。
ミスをしないためにはまず、自分の作業環境にノイズとなるものを徹底して無くしていくことが大切です。
なんなら仕事を始める前に、まずデスクをきれいにすることをルーティーンにしてもいいかもしれません。

作業環境はPC上でも同じです。
例えばデスクトップに関係のないフォルダはなるべく置かない。
デザインソフトのツールパレットはきちんと整えておくなど、ほんの少し綺麗にすることを意識するだけでも変わります。

作業工程もしっかりスケージューリングしましょう。予め想定しておけば、余計なことに意識を持っていかれずにすみます。
不測の事態はそれだけミスを呼び込みます。

ミスをしたとしても気がつけば問題ありません。
ミスに気がつくには、作業で鈍化した目を目覚めさせてあげるのが一番の方法です。
それは例えばデザインを紙で出力したり、もしくは全く別の作業に映ることで、目の慣れを覚まさせてあげるとよいでしょう。
そうすることで、より客観視することができ、それまで気がつかなかったミスにも気づくことができるはずです。

 

 

 

 

 

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