現役デザイナーが感じるデザインの注目トレンドまとめ 2020

現役デザイナーが感じるデザインの注目トレンドまとめ 2020

デザインの世界は日進月歩に変化し続けています。

トレンドとはまさしく、今社会に求められているデザインです。

デザイナーにとって一番大切なことは今、どのような表現がトレンドなのかを冷静に分析をしていくことだと思います。

年の瀬も近づいて来たことですし、今回は2020年に向けてトレンドとなっているデザインについて書こうと思います。

アナログ表現はいつの時代も愛される手法です。

その中でも最近よくみるのは絵の具の質感をしっかりと感じるような手法のデザインです。

絵の具がもつテクスチャ感と色の組み合わせは実にアート性が高く人々を魅了します。

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3D立体表現とタイポグラフィーの組み合わせ

2016~18年あたりでは手書きによるタイポグラフィーがトレンドとなっていました。

いわゆるサードウェーブデザインと呼ばれるトレンドです。

これは言ってしまえば前回記事にしたスターバックスの広告手法に近いハンドクラフトメインのデザインです。

特にチョークアートのような表現はかなり流行し、色々な媒体で見るようになっていたと思います。

2016年キリン ハードシードル 広告

しかし、最近では立体の表現とタイポグラフィーの組み合わせたデザインがじわじわと台頭しつつあるように思います。

直近の例で言うなら、イッセイミヤケのPLEATS PLEASEや武蔵野美術大学のオープンキャンパス広告などがあげられます。

PLEATS PLEASE引用画像
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武蔵野美術大学オープンキャンパスイメージ引用画像
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その他、今年度の東京ADC賞をの受賞作品にもそういった立体表現とタイポグラフィーの組み合わせのものが目立っていった印象です。

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デザインそのものに奥行きを持つことでより、デザインはその幅をさらに広げていったと言えるでしょう。

アール・デコのラインアート

デザインにおいて古典とも言えるこのデザイン様式も未だにトレンドとして現在にも根付いています。

アール・デコのデザインの特徴として、左右対象なラインに光沢感あるメタリックな表現を加えたオールドニューとも呼べる手法が特に好まれて使われている印象です。

例えばスターバックスの高級豆シングルオリジンシリーズのデザインや、明治のTHE Chocolateなどがあげられます。特にTHE Chocolateは既存のチョコレートにはない表現としてとても話題になりました。

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こういったデザインはパッケージの世界で特にその動きが顕著となってきています。

特に最近で目立ったものは
アール・デコのラインアートを継承しつつアール・ヌーヴォー風の繊細な文字やイラストのデザインを上手く落とし込み話題となったデザインがメリーチョコレートカムパニーRURU MARY’S です。

このパッケージはとても人気が高く、話題となりました。

味わい深いマルチグラデーション

こちらもかなりトレンドになっている手法のグラデーションです。

通常のグラーデーションは1色で明るいから暗いとなっていくものですが、この手法は文字通り

多色のグラデーションでより深みのある美しいデザインに仕上がります。

例えば薄い青と濃い青のグラデーションに差し色としてピンクを加えるだけでありきたりなグラデーションが魅力的になっていきます。

作例

単純なグラデーションにはだせない味わいがニューネスな印象を与えてくれます。

こちらの動画はSTARBUCKSの商品紹介動画です。
ここでもマルチグラデーションとシンプルなタイポグラフィーを上手く駆使することで、
既存の商品紹介動画とは一線を画する新しい表現として仕上がっています。

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2018年に英国の権威あるパッケージデザインの賞 ペントアワードを受賞した作品です。
こちらのパッケージデザインもグラデーションを上手く活用し、差し色の効かせ方実に絶妙なバランスで整えられているデザインです

グラフィカルな写真表現

写真の表現で特にデザインの世界で目立つ手法として、
物自体をグラフィカルに構成したものがあげられると思います。
特に近年ではメインである人すらも構成要素の一部として使われる傾向があるように思われます。
渡辺直美をメインビジュアルにそえたシュウ・ウエムラのビジュアル広告はとても話題になった記憶があります。

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抽象的なイラストレーション

フラットなデザイン表現が世界のトレンドになりつつあるなか、ハンドクラフトからインスピレーションを得たような独特な抽象性をもったデザインも流行りつつあります。
フラットさがないからこそ、そこにアイデンティティが生まれ、より人々に愛されるデザインとなっていくのではないでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

デザインのトレンドを掴むことは世間で求められる流れを掴むことと同義と言っても過言ではありません。

今回紹介した手法の他にも流行となっているデザインはたくさんあります。

それらを自分の言葉でまとめてストックしていくことでより自分自身の成長につながるのではないでしょうか。

画像引用元

1 SK-Ⅱ http://miraclemmm.com/2017/11/06/10月のドラッグストア-コスメ-まとめ買い☆スキン/

2 PLAZA https://www.plazastyle.com

3 www.starbucks.co.jp

4 https://www.tsdo.jp/detail.html?work=176_pl20th

5 https://www.musabi.ac.jp/topics/20160512_03_03/

6 http://www.tokyoadc.com/new/winners/index.html

7 https://www.promotionslight.co.jp

8 https://www.goodspress.jp/reports/187303/2/

9 https://pentawards.com/2019/en/page/home

10 https://www.shuuemura.jp/?s=news/naomi-collection-2019&wide=1

11 https://mcs-cosme.com/item-info/10-21数量限定発売%E3%80%80skiiフェイシャル-トリートメント-エ/

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