クリエイティブ心を刺激するドキュメンタリー映画を紹介

 

皆さんはノンフィクション映画を見ることはあるでしょうか?

現実を題材にした作品の数々はフィクションにはないリアリティと学びが多くあります。

その中でもモノを作ったり企画を考えたりと言った映画は実にクリエイティブ心をくすぐり、そこに垣間見える情熱は自分自身のモチベーションアップにも繋がります。

今回はそんなクリエイティブ心をくすぐるドキュメンタリー映画を紹介しようと思います。

 

 
 
 
 

 

ファッション業界で知らない人はいないVOGUEの編集長アナ・ウィンターを追ったドキュメンタリー映画です。

彼女はプラダを着た悪魔のモデルとしても有名ですが、映画顔負けに妥協を許さない人です。

美意識がとても高く、誰よりも厳しい。

作中で彼女は部下たちの提案や仕事を容赦無く切り捨てていきます。

周囲が戸惑いを隠せない中でも、彼女は一切の妥協を許さず自分の哲学を貫いていきます。

そんな彼女だからこそ70歳を超えてなお、ファッション業界で名を馳せているのだと思います。

妥協をしないのはそこに待っているのが喜びだと知っているからに他なりません。

それこそ物づくりの原動力ではないでしょうか。

 

 

メットガラ ドレスをまとった美術館

 

 

メットガラとは年に一度ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典です。

本作は2015年のメットガラ企画展である

「鏡の中の中国」の開催までを追ったドキュメンタリー映画になります。

この映画が追うのは主に二人。

ファッション界の女王で有名なプラダを着た悪魔のモデルとなったVOGUEの編集長アナ・ウィンター。

そして、メットの服飾部門のキュレーターであるアンドリュー・ボルトン。

 

まるでフィクションさながらに様々な思惑が交錯する中、華やかな祭典の成功までを描く本作は実にリアルでそれでいて物づくりへの熱意に満ち溢れています。

本作は終始アート界に置けるファッションの位置付けを向上させようという意志が感じられます。

政治的なやり取りやファッションをアートとして捉えることに対する疑義。

東洋に対する西洋への見解の相違など、実に刺激的な内容が詰め込まれています。

ぜひ一度見ていただきたい映画です。

 

ノーマ、世界を変える料理

 

 

noma(ノーマ)は2010年から4度にわたって、世界のベストレストラン50で一位を獲得してきたデンマークのレストランです。

本作はそんなノーマの現場に密着し、世界一を獲得するまでの4年間の軌跡を追っています。

このレストランは北欧のスカンディナヴィア半島で採れた食材しか使わず、その調理法や盛り付けはもはやアートの域に達しています。

シェフのレネ・レゼピは常に新たな味と見た目の芸術性を追求していきます。

その熱意はもはや狂気で、彼の下で働く者たちもあまりの異常性に戸惑いを隠せないながらも全力で向き合っています。

この何よりも理想の一皿を追求する姿は本当にクリエイティブ心を刺激されます。

 

 

世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜

 

 

本作はドイツの出版社シュタイデル社に密着したドキュメンタリー映画です。

企画、編集、デザイン、印刷から製本までの全てをこの出版社は自社で請け負っています。

シュタイデル社の経営者ゲルハルト・シュタイデルは誰よりも本づくりに対して情熱を捧げています。

紙の質感、ページをめくる音、色味、ほのかな匂い、ありとあらゆる細部に至るまでこだわり抜く姿勢には感動すら覚えます。

古き良き完璧主義な職人の姿がそこにはありました。

実にいい映画です。

 

 

写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと

 

 

ソール・ライターはニューヨークから始まったカラー写真をアートとして捉えるニューカラー運動の先駆者の一人です。

それまでの写真芸術とは銀塩写真のみで、カラー写真はアートではなくあくまで記録でしかありませんでした。

しかし、ソール・ライターやエルグストンと言った写真家たちが評価され出し、カラー写真は見事芸術の仲間入りを果たしました。

やがて、その需要は増していき、ソール・ライターは有名ファッション紙の数々にその作品が飾られるようになりました。

しかし、そんな商業的な流れを好まなかった彼は突然、表舞台から姿を消してしまいます。

それから長い年月を迎え、2006年に先ほど紹介したドイツのシュタイデル社から初めて写真集が出版されました。

本作はそんなソール・ライターの晩年に迫ったドキュメンタリー映画です。

何と言ってもこの人は姿勢は一貫して日常を切り取ることに真摯です。

商業的なことなど全く頭になく、日常の中で埋もれている色々な魅力を探し続けています。

彼の生き方は商業主義から外れた道ではありますが、その語り口はなんとも幸福で、これこそが物づくりの本質なのだろうなと実感させてくれました。

 

 

まとめ

何かを追求して生きている人の仕事ぶりは、とても見応えがあります。

どの分野であろうと、自分の理想とする場所に真摯に向き合い行動していくからこそ、輝く未来があるのだなと改めて実感しました。

ぜひ、この機会にご覧になられてはいかがでしょうか?

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