【デザイナー・イラストレーター向け】 仕事がこなくなるクリエイターの特徴と仕事がうまくいく行動

 

受注がメインとなるイラストレーターやデザイナーにとって仕事がこなくなるというのは死活問題ですよね。
受注とは信頼関係あって成り立つものです。
今回は自戒も込めて仕事がこなくなるクリエイターについてお話ししようと思います。

 

要望に応えてくれない

 

 

これはそんな馬鹿な!と思うかもしれませんが実は往々にしてあることです。
クリエイターというものはその性質上良いものを作りたいという欲求に満ちています。

 

クリエイティブ仕事に置いて当たり前ですが、クライアントから発注書が届きます。
発注書というのはつまりは要望です。
基本的にはこの発注書に沿って、デザインやイラストを作っていきます。

しかし、そこで巻き起こるのが良いものを作るという気持ちが空回りしてしまうということです。

 

これが良い方向に向けば良いのですが、そういうマインドの状態では大抵あらぬ方向にベクトルが向いているものです。
具体例を出しましょう。

 

学生時代の話です。
僕の友人はその頃から多少なりにイラストの仕事をいただいていました。
ある時、素朴なタッチでお菓子のイラストを描いて欲しいという依頼を受けました。
それに対して、友人はすごく張り切ってイラストを仕上げました。
しかし、結果はリテイクだったのです。
それはなぜか。

友人は張り切るあまりものすごく手数をかけたイラストを描いてしまったのです。
先ほども言いましたがクリエイターにとって良いものを作ることこそが至上です。
だからこそ友人は全力で絵のクオリティーを高めようとしてしまい、結果クライアントが求めていないレベルのものを描いてしまいました。

 

 

クライアントはあくまで素朴なタッチのイラストが欲しかったのに対して空回りでズレが生じてしまった。
こういうことは皆さんが想像するよりもかなりよくある現象です。

だからこそ、相手が求めているものをしっかりと把握し、客観的に自分の作るものを見る力が必要です。

 

 

積極性に欠ける

 

 

 

要望のみしか聞いてくれないというクリエイターも仕事がだんだんと少なくなっていきます。

さっきと言っている事が矛盾していない?と思うかもしれません。
これは言い換えると気が利くかどうかです。

 

 

具体的に説明します。

先ほども述べましたが、クリエイティブ仕事には発注書が必ずあります。
この発注書の本質にはクライアントが叶えたい意図があるわけです。
それを叶えるにはどうしたら良いかと考えて作られたものが発注書です。

 

しかし、この発注書は必ずしも正解を述べているわけではありません。
クライアントの大多数はクリエイティブのプロではないです。
あくまで違う目線で物事を判断しています。

なので絵作りに関しては、やはり予想しかねる部分も多々出てきてしまうのです。

 

 

クライアントはもちろん発注書に沿ったデザインやイラストを望んでいますが、それと同じくらいに
クリエイティブ職だからこそ見える視点での提案も求めているのです。

では具体的にどういうことをすれば良いのか。
答えは実にシンプルです。

それは、グラデーションに複数提案するということです。

 

具体的に主に下の3つのような感じです。

 

1クライアントからのオーダーに答えた案

2クライアントからのオーダーに少しアレンジを加えた案

3新規で、クリエイティブ目線から要望を答えた案

 

 

このように提案にグラデーションをつけて提案するだけでもクライアントからの
信用は格段に上がります。
仕事というもの人と人との信頼です。
これはいついかなる時代も変わりません。
そして、信頼はいきなりは生まれません。

 

確かに手間がかかるのは事実です。
しかし、それだけ動いてくれるというのはクライアントにはとてもありがたいことです。
こうした積極的な積み重ねが信頼を生むのです。

 

途中経過の報告がない

 

 

これもよくある問題です。
つまり仕事を頼まれたは良いものの途中経過を全く報告しないというクリエイターが一定数いるということです。
これは想像以上に多い問題で、クライアント側からすると不安でしかありません。

 

どうしてこうなるのかクリエイター側から話させてもらいます。
これは終着点が見えているかどうかの話なのです。

 

オーダーを受けた時点で、クリエイター側はある程度の予想図を頭に描き、ラフを描いて進行していきます。
デザインやイラストはその場の思いつきで行うことはなかなかありません。
つまり大抵のクリエイターは手を動かしだした時点で完成図がほとんど見えていることが多いのです。

 

だからついつい途中経過のレスポンスを忘れてしまいがちになってしまいます。

 

ですがクライアントは話が違います。
クリエイターは経験則から予想ができたとしてもそう言った知見を持たないクライアントには先行きが真っ暗なままなのです。
ラフで何となくの雰囲気を伝えていたとしてもそれが解消されることはありません。
クリエイターが思うほど絵作りの予想というもの会得するのが難しいスキルなのです。

 

だからこそクリエイター側はクライアント側に配慮をしてあげなくてはいけません。
ついつい完璧な状態で見せたいとクリエイターは考えてしまいがちですが、むしろクライアントは途中経過こそ見たいと考えているのです。

 

 

納期が守れない

 

 

 

これがもっとも致命的な失敗です。
仕事において納期というものは必ず存在します。
これは約束事であり、もっとも破ってはいけないものです。

 

それはなぜか。
大抵の仕事というのは何人もの人が関わって行われていく仕事です。
本などで例えると分かりやすいかもしれません。

 

本を作るにはまず出版社が小説家に発注し、書く作業が発生します。
ですが、それだけでは本は作れませんよね?
実際の本を作るのには印刷会社で大量に製本をしなくてはいけませんし、表紙のデザインは別にイラストレーターやデザイナーに発注する必要があります。
さらに出来上がった本を本屋さんに置いてもらうために営業をかける人もいるわけです。
ですが、ここで小説家の人が納期を守らなかったとしたらどうなるでしょう?

 

スケジュールがあれよあれよと後ろ倒しとなり、印刷会社やデザイナー、営業の人たちの時間を奪ってしまうわけです。
人の時間を奪うというのはビジネスにおいてとても不味い行為です。
時間というものは有限で、皆がそれを切り売りしてお金を稼いでいます。
それなのに約束を守らず時間をひたすら浪費する人には決して仕事を頼もうとは思いません。
これはどんな世界にも言える話です。

 

ではなぜ、クリエイターで納期を守らない人が一定数出てくるのか。
これは何も皆が皆ルーズだからというわけでは決してありません。
一番の大きな理由はやはり完璧主義という点でしょう。

 

クリエイターにとって自身が出がけた仕事はそのまま作品であり名刺です。

 

半端なクオリティーのものを提示するということは自身の能力をそのまま世に発信することに他ならないのです。
クリエイターの価値は成果物で判断されます。
だからこそ、妥協を許せない人が一定数いるのは当たり前の話ではあるのです。

 

これはあくまで僕の持論ですが、いくらでもクオリティーアップの時間をいただけるのであれば、世のクリエイターの大半は
それは素晴らしいものが作ることができます。
だからこそ、時間がないことを言い訳にもっと良いものが作れるのにと言う人もやはりいます。
ですが、それは甘えです。

 

実力というものはその状況下で出せるものが全てなのです。

つまり、制約が多いとか時間が少ないとかは全く関係なく、それで納得いくクオリティーに上げられないのであれば
それは実力がないということでしかないのです。

 

 

まとめ

 

今回は仕事が来なくなるクリエイターについてまとめてみました。
逆に言えば、これらに注意していくことで信用されていくということでもあります。

 

信用というものは一生つきまとうものです。
築くのは時間がかかるくせに失うのは一瞬です。
だからこそ、他人への行いに意識を向けるということが大事になってきます。

 

結局、人にしたことというものは必ず何らかの形で帰ってくるものなのです。
そのことをぜひ覚えておいてください。
僕自身それを自戒にしていこうと思います。

 

そんなわけで今回はここまでにしようと思います。

 

 

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