デザインやイラストが楽しくなるマンガ3作品 マンガ3選!

 

外出自粛でが続くなか、みなさんお家時間をどのようにお過ごしでしょうか?
僕はAmazonプライムで銀河英雄伝説を見ています。(めちゃくちゃ面白いです
この記事では、デザイナー視点で “デザインやイラストが楽しくなるマンガ3作品”紹介したいと思います。

 

 

ブルーピリオド

 

 


ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

 

1作品目は「月刊アフタヌーン」で連載中の「ブルーピリオド」です。
コミックスは現在1~8巻が販売されており、「マンガ大賞2020」を受賞するなど話題になっています。

 

成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。 その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。 美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語、八虎と仲間たちの戦いが始まる!

引用 https://afternoon.kodansha.co.jp/c/blueperiod/

 

 

引用 https://comic-days.com/episode/13932016480029561315

 

僕自身、経験してきたことなのですが
進路選択の時点で絵を描いていなかった人間が、美大のトップを目指すというのはかなり難しい挑戦です。
主人公は既に絵を勉強してきた同級生や、受験浪人生に、圧倒的な差を見せられたり、予備校の先生に容赦なく課題点を突きつけられます。

 

辛い中でも、好きな「絵を描くこと」に向き合い、次々と周りから技術を吸収していきます。
自分を見つめながら、成長していく八虎の姿は「文化系スポ根マンガ」という表現がぴったりです。
ものづくりの楽しさや、高いハードルに挑戦する勇気を分けてくれます。

 

僕も八虎と同じように全く同じ境遇で美大を目指し始めました。
読んでいると、昔の自分を思い出すような描写がたくさんあり、とても刺激を受けました。
本当におすすめの一作です。

 

 

 

 

映像研には手を出すな!

 

 


映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

 

2作品目は「月刊スピリッツ」で連載中の「映像研には手を出すな!」です。
コミックスは現在1~5巻が販売されており、NHKでアニメ化、乃木坂46主演でドラマ化されるなど話題になっています。

 

アニメーション制作を夢見る高校1年生の浅草みどりは、同級生の金森さやかとともにアニメ研の上映会へ。 すると、カリスマ読者モデルとして知られる水崎ツバメが声をかけてきた。水崎はなぜか黒ずくめの男たちに追われていた。 浅草と金森は彼女を助け、男たちを撃退する。そして2人は水崎が意外にもアニメーター志望であることを知る。 浅草と水崎の即興での合作が始まり、意気投合した3人の前に「最強の世界」が広がっていく…。

引用 http://eizouken-anime.com/story/

 

 

引用https://alu.jp/series/%E6%98%A0%E5%83%8F%E7%A0%94%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%89%8B%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%AA%EF%BC%81/crop/FkjbgXL1XG0UWbAKLDDi

 

 

主人公の設定大好きの浅草とアニメーター志望の水崎が「そこまでやるか!」というこだわりを作品に注ぎ込みます。
作品に描ききれない設定まで作り込む浅草。
「例え大半の人が気づかなくても、チェーンソーの刃が跳ねる姿までこだわりたい」と語る水崎。

 

職人気質で、一切妥協の許さない2人の姿勢に圧倒され、学ぶ部分が非常に多いです。
デザインやイラストの制作において最も大事な部分がクオリティを妥協しないという点です。
そういう意味でも妥協したものでは満足できないクリエイターとしての生き方にすごく共感のできる作品だと思います。

 

また、面白いのはクリエイターのこだわりという描写だけではありません。
職人気質でクオリティーを求める2人(浅草・水崎)に対して、金森は非常に冷静で現実的な視点を加えていきます。

 

・何人日で何カット作画できるのか
・そもそも上映に間に合わなければ無意味である
・制作だけしてもお客さんは見に来てくれない
・制作活動を続けるには収益と設備投資が必要

 

まさに、お金大好き金森は、Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)を意識したプロジェクトマネージャーです。
しかも批評するだけでなく、作品を成功させるために、美術部のリソースを確保したり、Twitterで集客までする敏腕ぶり。
この主人公3人のバランスが絶妙です。
仕事においてもこのバランス関係はとても共通する部分があります。

 

デザイナーやイラストレーターは品質に重きを置きますが、プロデューサーやディレクターはそれだけではいけません。
どのくらいのコストや納期があるのかを計算し、現実的な着地点を見出していかなくてはいけません。
そう言った理想と現実との葛藤も学びとしてこの漫画から得られるのではないでしょうか。

 

 

 

 

左ききのエレン

 

 


左ききのエレン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

3作品目は「左ききのエレン」。

 

「cakes」で連載していたWebマンガ「左ききのエレン(作者:かっぴー)」が話題になり、現在「少年ジャンプ+」でリメイク版(原作:かっぴー/作画:nifuni)を連載。
コミックスは現在1~13巻が販売されています。

 

 

自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、大手広告代理店のデザイナー、NYを活動拠点とする画家として、それぞれの道を歩むことになるのだが…。

引用 https://www.mbs.jp/eren_drama/

 

 

引用 https://alu.jp/series/%E5%B7%A6%E3%81%8D%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%B3/crop/dxmIcQ5vhEECI22yPRih

 

 

主人公の朝倉光一は、広告代理店の駆け出しデザイナー。
広告ポスターやロゴデザインを任され、天才デザイナー神谷先輩と仕事を進めていきます。

 

しかし、光一はいくら作っても、作っても先輩からOKをもらえなかったり、
徹夜明けに差し込みタスクが入るなど、コンディションが悪い中、デザインを作らないといけない場面が出てきます。
そこに対してグサリとくる言葉をかける神谷。

 

 

万全なんて一生こねぇぞ
2日寝てなくても友達に裏切られても 女にフラれても
その中で歯くいしばってひねり出した仕事が
お前の実力の全てだ
クソみたいな日に いいもんつくるのがプロだ

 

 

このセリフは本当にその通りで、実際の広告の現場のリアルを表現しています。
徹夜明けでフラフラであろうとも有無を言わさず仕事が目まぐるしく回り続けるのが広告業界です。
デザインの辛くも面白い所をリアルに表現していて、光一に負けじと頑張ろうと、アツい気持ちにさせられます。

 

 

左利きのエレンから見る広告、デザイン業界のブラックさについて

 

 

まとめ

 

 

以上、“デザインやイラストが楽しくなるマンガ3作品”のご紹介でした。
どれも話がとてもリアルです。
読んでみると初心に返るとができ、引っかかったところから自分の課題がわかったり、主人公が頑張る姿にやる気を分けてもらえたりします。
読んで楽しく、ためになると思うので、お家時間でぜひ楽しんでみてください

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