「デザインとは何か」デザイン思考を作る5冊の本

 

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「デザイナーになりたいけど……不安」
「そもそも何でデザインなんだろう……」

そんな風に考える気持ちはよく分かります。
悩まずに手を動かすというのが、そう言ったモヤモヤを晴らす解決策ではありますが、どうしても気持ちがついてこないのが人間です。

「デザイン」とはそもそも何なのだろう。
「自分にとってのデザイン」って何なのか。

そんな悩みを抱えた時に僕は「自分のデザイン思考に影響を与えてくれた本」を読み返します。
すると、ブレていた軸が整い、また前向きにデザインと向き合う事ができます。

そこで今回は、僕の「デザイン思考」に影響を与え、これからも影響を与え続けていくであろう本をご紹介しようと思います。

 

 

 

HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由

 

 

良いデザイン、悪いデザイン、それらの違いや、
何をもってして「デザイン」とするのか、その定義の多様性について様々な事例を元に語られた本です。
デザインについての理解をぐっと深められるとともに、頭の中で漠然としていた悩みが途端に晴れるような一冊でした。

特に僕が気に入っているのは最後の章「なぜ誰もが第二のアップルになりたいのか」です。
アップルの真似をしても、アップルにはなれません。ですが、そんな当然なことに気づかない人は非常に多い。
アップルになることが正解ではありません。自分なりの思想のもとでしか、大きな成果とは達成されないのです。
優れた製品の前には優れた思想があり、それは他人の言葉じゃなくて自分の言葉でなくてはならないんだと実感しました。

 

 

ファンタジア

 

デザインと日々の生活はとても密接に関わっています。
デザインをするということは日々の生活の経験から学び続けることと言ってもいいでしょう。
そして、その学びの源泉をこの本では創造(ファンタジア)と呼びます。
より良いものを発見し、それを理解し、活用していく。そんな小さな日々の発見の連続が、生きるということと創造のモチベーションに繋がっているのだと思います。

 

このファンタジアは偉大なデザイナーブルーノムナーリの著書です。
創造からこそクリエイティブは生まれます。
この本はそんな日常の中にあふれる創造を様々な図版や事例で紹介してくれます。
まさしく、クリエイティブの教科書と呼べる一冊です。

 

 

 

 

 

ウラからのぞけばオモテが見える

 

 

世界で活躍するデザインオフィス「nendo」の代表、佐藤オオキさんの本です。
デザイナーとは必ずしも一つの媒体にこだわる職ではないと佐藤オオキさんを見ていると感じます。
バリエーション豊富な事例をもとに、プロダクト、インテリア、グラフィックなどの様々な領域をこえて、問題解決に向けた思考が書かれています。

分かりやすく、そしてとても読みやすい一冊だと思います。

 

 

 

知的資本論 すべての企業がデザイナー集団になる未来

 

著者はTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ代表、増田宗昭さんです。
顧客価値を最大にするには何をするべきか。自由とは何か。デザインとは何か。
デザインの本質だけでなく、知的資本、マーケティング、クリエイティブ、企画、自由などについて学べる一冊です。

 

企業が全て、デザイナーの集団となる。そうなれない会社は、これからのビジネスシーンで成功を収めることができない。
本著で繰り返し語られるのは、”デザイナーであれ”という言葉です。

デザイナーとは決して特別な職業ではありません。
この本ではいい意味でデザイナーという職の本質に触れることができるでしょう。

 

 

 

デザインの仕事

 

イラスト、広告、本の装丁など数々のデザインを手がける寄藤文平さんの本です。
寄藤さんの生い立ちからそこで培われたデザイン観、仕事観、アイディアの考え方、装丁についてなどまとまっていてとても良い1冊です。聞き書き形式なこともあり、文体は柔らかいので非常に読みやすいです。

デザインというものを、細部からも大局的な視点からも見つめ続けているその考えの深さに、とても刺激を受ける本だと思います。
ぜひおすすめしたい一冊です。

 


 

 

 

まとめ

 

今回は、僕の「デザイン思考」に影響を与えた本をご紹介しました。

デザインをする上で何より大切なことは、デザインの思考性に軸を持ち、それがぶれないことにあると思います。
今回紹介したどの本も、自分にとってのデザインとは何か、クリエイティブとは何か、それを深く考えるきっかけを与えてくれます。
もし、仕事や将来に関して、漠然とした悩みを抱えているのであれば、試しに一度、読んでみることをおすすめします。

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