ドラえもんの広告「STAY HOME」企画がものすごくデザイン思考で作られてるなってお話

https://news.nifty.com/article/entame/anime/12173-645942/  引用

 

 

今まさに日本は新型コロナウイルスの影響で多くの人が自宅待機を余儀なくされていることから、
少しでも「おうち時間」を楽しく過ごしてもらうべく、いろんな施策を通して不安やストレスを和らげていく流れが生まれています。
ツイッターでイラストレーターが妖怪のアマビエのイラストを投稿したり、星野源の動画であったり、スポーツ選手がSNSツールを駆使して、バトン形式でメッセージを発信していたりなど
たくさんの人が少しでも不安な気持ちを忘れられるようにと動く姿には心を打たれます。

 

そんな最中に満を持して登場したのが、このドラえもんの「STAY HOME」企画です。

 

「STAY HOME」企画の何が素晴らしいのか

 

https://dora-world.com/stayhome  top引用

 

このドラえもん 「STAY HOME」という企画の素晴らしい点はただ、エモーショナルな広告で終わらないという点です。
だいたいこういった広告になると勇気づけるとか、不安を取り除こうと素敵なビジュアルとコピーが登場すると思います。
実際、国内外問わず、色々なデザイナーやイラストレーターが自身のクリエティブ力をどうにか使えないかと模索をしてきたと思います。

 

もちろん、それ自体はとても大きなムーブメントとして確実に人々を勇気づけることにはつながったと思います。
しかし、残念ながらビジュアルによる感動というものは一過性にすぎません。

 

どれだけ素晴らしい動画やイラストレーション、デザインポスターを見ようとも、見たという結果の後にはちょっとした余韻
が残るだけとなるのが現状です。
つまり、継続的に効果を残すにはただ素晴らしい絵を作るだけではなく、何かしらの持続するための工夫が必要となってくるのです。

 

この「STAY HOME」企画はそこが実にうまく作られています。

 

使用目的を持ったビジュアルとそれを自発的に使わせる仕組み

 

 

 

まずプロモーションの始まりとして、ドラえもんという好感度の高いキャラクターとウィルス対策を訴えかけるコピーによる強烈な広告が話題となりました。
そこでまず、一時的な興味を引くことに成功しました。
連日、メディアで取り上げられたのも大きく効果を得たのはあると思います。

 

続いてこの企画の継続性についてです。
これがかなり秀逸な点です。

 

https://dora-world.com/takeout_delivery 引用

 

 

こちらは飲食店や配送業者向けのコンビニプリントで印刷ができるポスターです。
これは著作権フリーでどこの誰でも使うことが許されています。
通常であればキャラクタービジネスには当然著作権料が絡んできますが、それをなくすことでより広まりやすい
仕組みを作っています。

 

これは飲食店などの人も手書きであれこれ書くよりもすぐに用意ができ、カラープリント代のみでドラえもんという信用度と好感度が高いキャラクターを使えるという
大きなメリットがあります。
それは同時に自発的にお店側が「STAY HOME」企画の広告を掲載してくれるという仕組みが出来上がるわけです。

 

つまり一過性で終わらず、継続的にこの企画が生きていくのです。

 

 

 

 

まとめ

ビジュアルというものはものすごい力を持っています。
その絵を見て人は色々な思いを想起させられるわけです。
今回のようなコロナ禍の中で、皆が色々なコミュニケーションデザインを駆使して、乗り越えていこうと動いています。
それにはやはり、デザインという技術が必要不可欠です。

 

デザインとは仕組みの設計です。

 

どれだけの人に継続的に効果を与えられるのか。
一過性で終わらないためにはどうしたらいいのか。
それの一つの答えがこのドラえもん「STAY HOME」企画ではないでしょうか。

 

 

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